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メタバースの活用事例17選を紹介!!導入のメリットや課題を徹底解説!

2022年で盛り上がった「メタバース」。2021年にFacebookのメタへの社名変更をきっかけに多くの企業がメタバースをどのようにビジネスで活用するかに注目しています。

最近は様々な分野でオンラインの要素が増え、教育やビジネスなど広い分野に及んでいます。採用イベントやオフィス活用など特に企業活動においても今後メタバースの利用は増加していくことが予想されます。

「でも、具体的にメタバースをどのようにビジネスで活用しているの?」

「導入にあたってのメリットや課題も知りたい」

など疑問に思っている方も多いと思います。

今回の記事では、具体的な分野別のメタバースの活用事例17選と導入メリットや課題について詳しく解説していきます。

ローカルスクエアでは、オンラインでのつながり方や働き方がますます多様化する中、メタバースを活用した新しいコミュニケーションの形を提案しています。

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目次

メタバースとは?

メタバースという言葉は、「Meta(~を超える)」と「Universe(宇宙)」の2つの単語を組み合わせた造語です。

実はまだ明確な定義はなく、語源としては1992年にニール・スティーヴンスン氏が発表したスノウ・クラッシュが初まりだとされています。

現在、2D調から3D調、バーチャルオフィスとしてのゲームメタバースなど様々な種類のメタバースが存在しており、それぞれ役割も異なります。

メタバースでは、用意された世界で、ユーザーは自身の分身である「アバター」を使って、好みの服や靴、帽子などのアイテムを着用し、空間内を散策したり、他のユーザーとコミュニケーションをとることができます。

それでは早速見ていきましょう。

メタバースの分野別の活用事例

メタバース自体はまだ発展途上ではありますが、すでに教育やビジネスなど幅広い分野で活用されています。

ここからは、メタバースが日常生活でどのように活用されているのか、また活用例を詳しくご紹介します。

以下の分野に分けてそれぞれ解説していきます。

学校・教育での活用事例
■ビジネスシーンでの活用事例
■イベントとしての活用事例

学校・教育での活用事例

メタバースは、新しい形の教育を提供することが可能です。

今回は、メタバースDX入学式を挙げたN高等学校とS高等学校を例に見ていきましょう。

活用事例➀角川ドワンゴ学園のS高校、N高校

参照元:令和五年度N中等部・N高等学校・S高等学校メタバースDX入学式又吉直樹さんによる「0時限目の授業」や本棚劇場でのパフォーマンスで過去最高8,000名以上の新入生を歓迎

メタバース上で仮想教室を作成して、生徒が集まって授業を受けられます。また、メタバース上で仮想実験を体験することも可能です。

実例では角川ドワンゴ学園のS高校、N高校が挙げられます。
N高等学校・S高等学校では、授業から課外活動や年中行事、生徒同士の交流、就職活動支援など、幅広くVRを活用している特徴があります。

金川

2021年4月からは普通科の生徒にもVRヘッドセット『Quest 2』が配布され、多くの教材がVRに対応しています。


VR授業ではアバターを使って参加し、一緒に学ぶ仲間を身近に感じたり、歴史的な遺産を360度で見回したりも可能です。

S高校も吉村校長は「VR体験を共有することで、生徒同士が驚くほど仲良くなるのです。友達ができると学習意欲も高まり、通信制教育の課題である学習の継続にも効果があると考えています。」と述べており、今後ますますメタバースが活用されそうです。

活用事例➁NPO法人カタリバ(不登校の生徒への対応)

参照元:「官民連携でのメタバース空間を活用した不登校支援とは?」連携自治体を招いた最前線セミナーレポート

メタバースは、不登校の生徒への支援にも活用されているのも特徴です。

特に不登校の生徒がメタバースを活用することには次のようなメリットがあります。

  • オンラインで登校できる:メタバース登校では、不登校の子どもも自宅から出ずにオンラインで登校できる。
  • 不登校の子どもに居場所ができる:メタバース登校により、不登校の子どもも自身の居場所を見つけることができる。
  • 生活習慣が整えられる:メタバース登校をすることで、生活習慣を規則正しくできる。
  • 社会と接点を持つきっかけになる:メタバース登校は、子どもが社会との接点を持つ機会を提供する。

どうしても学校に行くこと自体、ハードルが高いと感じてしまう場合もありますが、メタバースなら自宅からでもオンラインで登校が可能です。

授業を受けることや、学校や社会との接点を絶やさない点もメリットになります。

一方で、以下の3つのような課題も出てきます。

  1. メタバース活用に関する制度調整
  2. オフラインでの対人のやり取り
  3. メタバースに対する周囲の理解

こういった課題を解決するためにも、今後のメタバースの普及や理解がカギになりそうです。

教育分野でのメタバース活用事例をもっと詳しくご覧になりたい方は、以下の記事にまとめていますので気になる方はご覧ください。

ビジネスシーンでの活用事例

メタバースは、新しい形の仕事を提供できます。

例えば、メタバース上で会議をしたり、仮想オフィスで働けたりします。場所にとらわれずに働けるようになり、柔軟な働き方を実現可能です。

活用事例➂株式会社カウシェ(会議やミーティングの場としての活用)

参照元:Gather(ギャザー)導入事例:株式会社カウシェさま

メタバースを利用することで自宅など好きな場所からリモートで会議やミーティングを行えます。シェア買いアプリの「カウシェ」を展開する株式会社カウシェは、リモートワークなど働く場としてメタバースを活用しています。

金川

Gatherは、2020年にアメリカで誕生し、2Dメタバースとしては世界シェアで1位のユーザーが利用しています。頭に装着するヘッドマウントディスプレイが必要なく、手軽にブラウザ上で仮想オフィスとしてシームレスなリモートワークが行える2Dメタバースです。

また、オンラインの観点からするとZoomを使った会議もありますが、以下の課題も出てきます。

  • カメラをオフにすると参加者の表情やリアクションが読み取りにくい。
  • 同時に複数人で話せない。 など

一方、Gatherはアバターを使ってコミュニケーションができます。Gatherのような2Dメタバースを利用すれば、出社する従業員も在宅勤務する従業員も関係なく仮想空間上でアバターを動かせばビデオ会議が瞬間的に始まるのでオンライン上でもまるでその場にいるかのような会話ができるのが最大の特徴です。

また、音声やテキストのチャットによる会話だけでなく拍手や手を振るなどの絵文字での会話が可能だったり、様々動作・リアクションを取るなどよりリアルなコミュニケーションが可能です。

詳しい活用方法については、下記の記事をご参照下さい。

活用事例➃凸版印刷株式会社(トレーニングや研修シーンでの活用)

参照元:凸版印刷、メタバースでの交流を取り入れた新入社員研修をフルオンラインで実施

新入社員など社員研修にもメタバースは活用されています。

社員研修は重要な業務ですが、中小企業では社外の研修施設を借りるためのコストや現役社員が講師もしくは外部から講師を招くなど、負担や業務効率の問題が生じます。

特に全国に展開している企業だと社員が同じ場所に集まるのもコストや日程調整の面などから簡単ではありません。

そこで、メタバースを利用した研修が注目されています。

凸版印刷は、メタバース上のコミュニケーションプラットフォームとして、スマートフォンアプリ「メタパ」を研修用にカスタマイズしました。

これにより、新入社員とトレーナーがリアルな会話感覚でコミュニケーションを取れるようになり、新入社員の不安を軽減しています。また、自社開発のコンディション管理アプリ「みんなのコンディション」を、「たまると」に統合しリニューアルしました。このアプリは、コンディション管理や社員間のコミュニケーションを促進するため、ポイント付与やインセンティブ交換機能を備えています

社内同士のコミュニケーションを加速するプラットフォームとしてメタバースの活用は今後ますます増加していくことが考えられます。

活用事例⑤仮想伊勢丹新宿店(ビジネスプラットフォームとしての活用)

参照元:スマートフォン向けアプリ「REV WORLDS」

スマートフォン向けの仮想都市空間サービス『REV WORLDS(レヴワールズ)』では仮想の新宿を舞台にしたメタバースで、仮想の伊勢丹新宿店が営業しています。

仮想新宿は様々な商業施設やビジネス街、新宿御苑など幅広い「目的地」を持つ場所です。

中には、仮想の伊勢丹新宿店が出店しており、仮想ならではのショップ空間や実際に販売されているアイテムを閲覧し、いつでもどこからでも、仮想新宿でショッピングを楽しむことが可能です。

仮想伊勢丹新宿店ではデパ地下やファッション・ギフトなど様々なショップが出店しており、展開されている商品は実際に購入できます。

さらにアバターファッションも楽しめます。自分の好みにあわせて、ファッションやヘアスタイル、フェイスをコーディネートでき、さらに伊勢丹のショッピングバッグを使ったオリジナルアバターウェアも楽しむことも可能です。

ショッピングはもちろん、アバターの着せ替えなど幅広い楽しみ方ができます。

活用事例⑥ BMW(世界中の自動車工場を3Dスキャンしメタバース化)

BMWは世界中の自動車工場を3Dスキャンしてデジタル化し、そのデータを生産ラインの効率向上に活用する計画を発表しました。

この取り組みは、「BMW iFACTORY」と呼ばれる生産プロセスのデジタル化戦略の中心であり、工場に「バーチャル工場」を導入することが重要な要素です。

工場の全領域は、可搬式3Dレーザースキャナーやドローンでスキャンされ、2023年上半期に完了する予定です。スキャンしたデータは、NVIDIAのメタバース空間ツール「Omniverse」を使ってバーチャル工場を構築するために使用されます。

金川

このバーチャル工場の取り組みは数年前から始まっており、データを活用して設備の改善を行い、関係者間のリアルタイムCGによるコミュニケーションを円滑化し、最新データを多くの関係者と共有することで生産ラインの生産性を向上させています。

活用事例⑦日産自動車(メタバース上での新車発表・試乗会を開催)

参照元:日産自動車、メタバース上で新型軽電気自動車「日産サクラ」をお披露目

日産自動車は、メタバース内で新型軽電気自動車「日産サクラ」の発表会と試乗イベントを開催しました。このイベントは世界最大のVR SNSプラットフォーム「VRChat」で実施され、日産の副社長のアバターが登場しました。

参加者は、日本の四季をテーマにしたコースでバーチャルな「サクラ」を体験運転できました。この試乗体験は、実際の試乗に似たリアルな感覚を提供し、いつでもどこからでもアクセス可能で、書類手続きの必要もないことが特徴です。

メタバースを製品プロモーションの有力なチャネルとして活用する可能性が期待されています。

活用事例⑧そらのうえショッピングモール(メタバース上の複合施設を再現)

参照元:【本日オープン】メタバースの商業施設「そらのうえショッピングモール」にVTuberが活躍できる場をつくりたい!

「そらのうえショッピングモール」はバーチャル空間に設置されたショッピングモールです。人気のキャラクターショップやさまざまなお店が集まっており、テナントビューイングとEC(電子商取引)の利便性を組み合わせたリアルなEコマース空間を提供しています。

このショッピングモールでは、大小のイベントホールやアミューズメント施設など、多様な体験ができる複合型施設となっています。

金川

私も過去に何度かログインしていますが、スマートフォンやパソコンからアクセス可能で、専用アバターを使用してモール内を自由に回遊し、ウィンドウショッピングを楽しむことができます。さらに、各テナント(バーチャルショップ)に入店してオンラインショッピングが可能です 。

活用事例⑨バレンシアガ(人気ゲームとコラボし、ゲーム内オンラインショップを開設)

参照元:「バレンシアガ」と「フォートナイト」がコラボを発表 リアルとゲームの両世界で楽しむコレクション

高級ファッションブランドのバレンシアガは、人気オンラインゲームでありメタバース化が進む「Fortnite」とのコラボレーションを実施しました。

このコラボレーションでは、バレンシアガが特別にデザインしたデジタルファッションアイテムを制作し、これらのアイテムをベースにした実物のファッションアイテムを、バレンシアガの選ばれた店舗およびオンラインショップで販売しました。

金川

これらのリアルアイテムの価格は約5万円から17万円の範囲で設定されました。

Fortniteのゲーム内では、バレンシアガのポップアップストアがオープンし、さまざまなウェアやスキンが提供されました。これらのアイテムはバレンシアガの2020年から2021年のコレクションから選ばれ、3Dモデル化されて制作されました。

さらに、バレンシアガが2021年秋のコレクションのために制作したオンラインゲーム「アフターワールド:ザ・エージ・オブ・トゥモロー」に触発された特別なエリアもゲーム内に設けられ、ユーザーはゲームを楽しみながらバレンシアガのブランドに触れる機会を得ました。

活用事例⑩ソフトバンク(メタバースの街で自治体支援)

参照元:日本経済新聞「ソフトバンク、メタバースの街で自治体支援」

ソフトバンクは、地方自治体向けにメタバース(仮想空間)を活用したサービスに注力しています。この取り組みには、吉本興業や兵庫県養父市との連携が含まれ、観光地の紹介や住民間の交流の場を提供するメタバースを構築しています。

ソフトバンクと吉本興業は、今後もさまざまな自治体との連携を計画しており、地方自治体のデジタルトランスフォーメーション(DX)をサポートすることを目指しています。

2022年9月、ソフトバンク、吉本興業、養父市は「Web3の活用に関する連携協定」を締結しました。韓国のメタバースプラットフォームZEPと協力し、「バーチャルやぶ in ZEP」サービスを開始しました。

このメタバースでは、養父市内の神社や市役所などが再現され、観光やイベント情報、行政情報の提供、地元特産品のプロモーションなどが行われます。また、ユーザー間のメッセージ交換も可能です。

活用事例⑪ギグワークスアドバリュー株式会社(体験型オンライン店舗サービス)

参照元:ギグワークスバリューホームページ

メタバース上でアバター同士が会話をしながら地方の特産品などの購入を楽しむサービスです。

スタッフが操作するアバターとの会話によって購買意欲が高まり、来場者の約30%が商品購入を行ったというデータも得られています。

特産品を購入できるという点で、離れた場所の商品を現地に訪れることなく購買できるというメタバースの持つ長所を活かしたサービスと言えます。

イベントでの活用事例

活用事例⑫世界的アーティスト、トラヴィス・スコットのバーチャルライブ開催

参照元:YouTube『Fortnite Travis Scott Event [FULL EVENT, NO COMMENTARY, 4K 60FPS』

トラビス・スコットは、2020年4月にオンラインゲーム「Fortnite」でバーチャルライブを行い、メタバースの可能性を示しました。このイベントは、物理的な距離が無関係なメタバースの利点を強調し、感染症対策の観点からも重要な意味を持ちました。

金川

トラビスのこの日の総売上は約21億円に達し、わずか9分間のライブで実質20公演分の収益を達成したとのことです。大きな可能性を感じますよね。

活用事例⑬SHIBUYA UNDER SCRAMBLE powered by au 5G(イベントやVR音楽ライブ)

参照元:コロナ禍の渋谷エンタメカルチャーをつなぎとめ音楽ライブ体験の更なる拡張を目指して「バーチャル渋谷」から総勢100アーティストのライブを配信!


「YouMakeShibuya VIRTUAL MUSIC LIVE」は、コロナ禍でのエンターテイメント文化を維持し、音楽ライブ体験を拡張することを目的としたバーチャル渋谷からの特別なライブ配信イベントです。

このイベントでは、総勢100人のアーティストが参加し、特別なライブパフォーマンスを提供しました。

活用事例⑭HIKKY バーチャルマーケット2021を開催(ギネスにも認定された世界最大のメタバースイベント)

参照元:株式会社HIKKY、メタバース上で行う世界最大のVRイベント『バーチャルマーケット2021』を開催

HIKKY社が運営するVRイベント「バーチャルマーケット」は、バーチャル空間上の会場で開催され、アバターや様々な3Dアイテム、実際の商品(洋服、PC、飲食物など)の売買が行われる世界最大のVRマーケットです。

このイベントは日本国内だけでなく、世界中から100万人以上の来場者を集める人気のVRイベントで、ギネス世界記録にも認定されています。

活用事例⑮山梨県北杜市(メタバース婚活イベントの開催)

参照元:“メタバースで婚活” 新たな出会いの形 | NHK | WEB特集 | IT・ネット

山梨県北杜市では、新型コロナや技術の進歩を背景に、メタバースを活用した婚活イベントを実施しています。このイベントでは、参加者がアバターを使用し、39歳以下の男女合わせて23人が参加しました。

メタバース内で個々に自己PRの時間が設けられ、青い円内で2人だけの会話が可能です。顔や年齢は明かされず、声や口調で相性を確かめます。初回のパーティーで8組のカップルが成立し、後日メタバース内でデートを楽しみました。

北杜市は、参加者の安全と安心を考慮して、本人確認を徹底しました。メタバース婚活パーティーの運営会社によると、メタバース空間での婚活は内面を重視した出会いにつながり、高いマッチング率を達成しています。

活用事例⑯株式会社LocalSquare『24時間1万人のわくわくメタバース活用EXPO2023開催』

参照元:【24時間でメタバース空間に1万人超えの来場者数を達成!!】「24時間1万人のわくわくメタバース活用EXPO2023」のイベント振り返り

『24時間1万人のわくわくメタバース活用EXPO2023』は、2023年5月17日から18日にかけて開催された大規模なメタバースイベントでした。

このイベントは、株式会社LocalSquare、株式会社REBFLEET、合同会社ForTwoの3社が共同で主催し、2Dメタバースオフィス「Gather」を使用して行われました。

金川

イベントは24時間で10,794人の来場者を迎え、80以上の団体に出展していただきました。会場では、展示、講演、ワークショップ、プレゼンテーションなど多様な活動が行われ、新たなビジネスチャンスやクリエイティブなコラボレーションの場となりました。

参加者からは、アクセスの容易さやデバイスに依存しない参加方法、ブースの位置や人の集まりやすさが分かりやすい点が評価されましたが、参加者の多様性や長時間の参加による身体的疲労などの改善点も指摘されました。

活用事例⑰ANAグループのANANEO株式会社 (ANA GranWhale)

参照元:ANA NEO公式サイト

ANA GranWhaleは、ANAグループのANA NEO株式会社が運営するバーチャル旅行が楽しめるメタバースアプリです。

メタバース上に様々な旅行先・文化が再現されており、自宅にいながらバーチャル旅行を自由に楽しむことができます。

ANA GranWhaleを体験して、”グランチップ”を集めると、ANAのマイルが貯まる”マイルガチャ”を引くことができます。バーチャル旅行を楽しみながらマイルを貯めることができるだけでなく、グランチップではアプリ内で使用できる様々な衣装やアイテムと交換することもできます。

ANA NEO株式会社は、メタバースのANA GranWhaleだけでなく、NFTマーケットプレイスの「ANA GranWhale NFT MarketPlace」も運営しております。

「新しいライフスタイルの実現」のために、メタバース・NFTを活用しています。

メタバースの今後

メタバースは今後、急激に変化をしていくでしょう。次からは、メタバースの今後について2つに分けてお話していきます。

①技術の進歩によるリアリティの向上

メタバースの技術は日々進歩しており、リアリティは年々向上しています。特に、VR(仮想現実)やAR(拡張現実)技術の進歩は、メタバースのリアリティを高める上で大きな役割を果たしています。

VR技術はユーザーを仮想空間に没入させ、現実世界とは異なる体験ができることが特徴です。例えばVRヘッドセットを装着してメタバース空間にアクセスすると、ユーザーはまるで空間にいるかのような感覚を体験できます。また、ARグラスをかけることで、ユーザーは現実世界に存在する建物の上に仮想の建物を重ねあわせ、建物の外観を確かめることも可能です。

金川

VRやAR技術の進歩により、メタバースのリアリティは年々向上しています。今後もメタバースの技術は進歩していくと予想され、メタバースのリアリティはさらに向上していくでしょう。

②メタバースの普及に伴う社会の変化

メタバースの普及に伴い、私たちの生活は大きく変化する可能性があります。

例えばメタバースで現実世界と同じように仕事や勉強、買い物、遊びなどができるようになります。その結果、人々は現実世界からメタバースへ移行し、メタバース上での生活の比重が大きくなるでしょう。メタバースでは現実世界でできないことが可能です。

メタバースの普及に伴い、私たちの生活は大きく変化する可能性があります。メタバースは私たちの生活をより豊かにしてくれる可能性を秘めています。

メタバース活用のメリット

ここまでご紹介した通り、メタバースは業界問わず様々な目的で利用されています。
ここでは、メタバースを活用するメリットについて詳しく解説します。

①場所を問わずにどこからでも働ける

一つ目のメリットは、場所を問わずにどこからでも働けるようになる点です。
これまで対面で行われてきたミーティングやイベントなどをメタバース上で実施できれば、場所を問わずに参加できるようになるため、移動の負担軽減や交通費等の削減が実現できます。



さらに、メタバース上に仮想オフィスを設ければ、仮に災害が発生してオフィスへ出社できない状況であっても、通常通り業務を行えます。

②新しい形のコミュニケーションを体験できる

二つ目は、新しい形のコミュニケーションを体験できる点です。
メタバースでは、アバターを介して仮想空間内にいる人と気軽にコミュニケーションを取れる点が魅力です。


メタバースでは従来のWeb会議とは異なり、現実世界と近い形で周りのアバターと対話できるようになります。
これまでにはなかった新しい形のコミュニケーションを楽しめるでしょう。

③事業の選択肢が増える

三つ目は、事業の選択肢が増える点です。
例えば、実店舗だけではなくメタバース空間内にも店舗を設置することで、オフライン・オンラインどちらの形でも販売を行えるようになります。


これまでにはない新しい形のショッピング体験をユーザーに提供できるでしょう。

メタバースの課題

ここまでメタバースの可能性を解説しましたが、もちろん課題も存在します。

メタバースの課題は、以下の3つが挙げられます。

  1. 技術的課題:メタバースを実現するためには、高性能なハードウェアやソフトウェアが必要であり費用もかかり、またメタバースは現実世界と連動しているため、セキュリティやプライバシーの問題も懸念されている。
  2. 社会的課題:メタバースは、現実世界と同じように、いじめや犯罪などの問題が発生しメタバースへの依存が深まり、現実世界から孤立してしまう人も出てくる可能性がある。
  3. 倫理的な課題:メタバースは現実世界と同じように、差別や偏見などの問題が発生する可能性がある。

メタバースはまだ発展途上のため課題も多くありますが、今後の技術革新によって解決されることが期待されています。

まとめ

いかがだったでしょうか?

今回は、メタバースの活用例のご紹介と今後を解説してきました。

総括すると以下のようになります。

  • メタバースが活用されている分野や実例は増えている
  • 今後のメタバースの発展次第では、メタバースはより現実世界に近づく
  • メタバースでできることが増え、社会も変わる可能性がある

これからさらに多面的に利用が加速することが予測されるメタバース、乗り遅れないように注目していきましょう!!

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この記事を書いた人

金川 和也のアバター 金川 和也 Beyond Work Labo代表/メタバースとDXの専門家

BeyondWorkLaboの運営主です。
株式会社LocalSquareの代表で上場企業から中小企業まで
法人向けにメタバース活用支援やDX支援を行っています。

このサイトでは、「未来の働き方改革」をスローガンとしてメタバースから業務効率化、DX、AIなど明日の働くを"大きく変える"皆様に役に立つ情報をメディアを通して発信していきます。是非、役に立つなと感じたら拡散よろしくお願いいたします。

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