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ZEP QUIZ(ゼップ クイズ)とは?主な機能や利用方法など徹底解説!

あなたが会社の上司だとして部下のためにマニュアルを作成したもののなかなか見てくれない。

または、あなたが先生だとして生徒向けに問題を作成したもののなかなか取り組んでもらえない。さらに日々の仕事が忙しくて紙だと集計に時間がかかってしまう。

そんな課題をお持ちではないでしょうか?

そんな方向けに本記事では、メタバースで簡単にインタラクティブな問題を作成できる「ZEP QUIZ」についてご紹介します。

目次

ZEP QUIZ(ゼップ クイズ)とは

ZEP QUIZは、韓国のメタバースプラットフォームZEP上で提供される教育ツールです。

エスケープルーム型のクイズ形式を活用したインタラクティブな学習メタバースを作り、一般公開できます。

ユーザーはクイズのテンプレートを選んで質問を入力するだけで、自動的にメタバース上のクイズルームを作成でき、簡単に授業やイベントに取り入れることができます。

このプラットフォームは特に教育分野での使用が注目されており、学生の参加意欲を高めるためにゲーム要素を取り入れて、競争型の楽しい授業を提供することが可能です。

ZEP QUIZは、Google for Educationとパートナーシップを結び、韓国で初めての教育用メタバースサービスとしても認知されています。

具体的には、ZEP Quizでの問題はOX形式や選択問題など、シンプルで参加しやすい形式で提供され、学生や参加者がリアルタイムで問題を解くことができます。

こうしたツールを活用することで、授業やトレーニングがより取り組みやすいものになるということで最近注目されつつあります。

ZEP QUIZの特徴

以下がZEP QUIZ(ゼップ クイズ)の特徴です。

金川

それぞれ見ていきましょう!

誰でも簡単にクイズを作成・実施できる

ZEP QUIZでは誰でも簡単にクイズを作成し、実際に体験することが可能です。

世界の首都ゲームや歴史の勉強などあらゆる問題を自分で作成したり、AIによって自動生成することができます。

メタバース空間内でインタラクティブなクイズ体験をつくれる

ZEP QUIZでは2DメタバースZEPと連携し、ZEPのようにアバターを動かして自由に空間を移動できます。移動する道中に問題を出題し、それに回答することでどんどん先に進んでいけるようなインタラクティブな学習体験を実現することができます。

ゲームで遊んでいるような感覚で問題を作成し、学習ができるのが魅力です。

教育やエンターテインメント目的で幅広く活用できる

勉強以外にも企業であれば複数人同時にスペースにログインして会社に関するクイズを出題したり、ゲーム感覚で得点を競いあうこともできます。

簡単に参加できる

ZEP QUIZは、誰でも簡単にメタバースでクイズを作成できるサービスです。スマホやWEBブラウザを使用して手軽に参加できるため、特別なアプリのインストールも不要で、どなたでもすぐに楽しむことができます。

ZEP QUIZでできること

ZEP QUIZでできることを見ていきましょう。

主にできることは以下です。

  • クイズ作成機能
  • 分析、管理機能

クイズ作成機能

ユーザーは、テンプレートを選択して簡単にクイズルームを作成可能です。

具体的には、問題と選択肢を入力するだけで、クイズを作成することができます。また、最大100個の問題をアップロード可能です。

基本的にクイズスペースの参加者は2Dアバターを操作してクイズに回答します。
OXクイズや選択式クイズなど、様々な形式に対応し、宇宙空間にいる宇宙飛行士だったりクイズレース形式など、ゲーム性のある実施方法も可能なのが魅力です。

分析・管理機能

ユーザーの回答履歴はなどは自動で集計され、ユーザー別の点数をダウンロード可能することも可能です。

他にも問題別の総参加者数、平均点数、平均プレイ時間の記録をダウンロードできます。

クイズを作るだけでなく実際の回答のデータ集計も可能というのは非常に便利ですね。先生などであれば生徒の間違えた問題に対して重点的に授業でフォローするようにするなどが可能になります。

ZEP QUIZの料金

ZEP QUIZの料金は無料版(FREE PLAN)とPRO PLANの2つに分かれます。

FREE PLANの場合は、クイズを新規作成する際に4つのテンプレートスペースから作成することが出来ます。

現状プロプランの料金はお問い合わせで見積もりができることになっています。

FREEPLANで提供される機能は、基本提供マップが利用可能できるもののAI問題生成ができないことです。一方、PRO PLANは先生3人〜利用ができるプランです。

PRO PLANでは、利用可能なテンプレートスペースが増え、さらにAI問題生成が可能です。

AI問題生成機能については後述します。

ZEP QUIZのはじめ方

金川

では、早速ZEP QUIZのはじめ方について見ていきましょう。

「クイズを制作」をクリックすると以下の画面に遷移します。

まずはじめに「マップ選択」をクリックすると以下のようにマップのテンプレート案が出現します。

無料版だと4つのスペース、有料版(PROプラン)だと無料版に加えて+16個のスペースを選択できるようになります。

今回は湖釣りを選択しました。

クイズタイトルを入力し、カテゴリー(何のためのスペースなのか)を入力します。

問題を追加してくださいという欄では、実際にユーザーに出題する問題の形式を以下の4つから選ぶことができます。

  • 選択式問題
  • 短答式問題
  • 〇×問題
  • AIで問題追加

それぞれの出題形式を見ていきましょう。

選択式問題

選択式の場合は上記のような画面がポップアップとして現れるので質問を入力し、選択肢を入力すれば選択肢追加をクリックすれば問題数を自由に増やすことが可能です。

上図のようにヒントを掲載したり、問題にまつわるイメージ画像を添付することの可能です。

短答式問題

短答式問題が、答えが短くなるような問題です。

例えば、問題を「丸くて赤いくだものは何?」にして答えを「りんご」とした出題をしたいとします。

ユーザーによっては、ひらがなやカタカナ、漢字で答える方もいるでしょうから許容範囲としてリンゴ、林檎なども正解範囲として設定することも可能です。

選択式問題と同様、ヒント追加をすることも可能です。

〇×問題

〇×問題も非常にシンプルです。問題を入力し、〇か×かどちらかを設定すれば完了となります。

こちらについてもヒント掲載が可能です。

AIで問題追加

AIで問題追加は非常に便利な機能でAIに指示すれば自動で問題を生成してくれる機能です。

前述と問題タイプ(選択式なのか〇×式など)を選択肢、難易度の設定を行うことができます。

上図のように問題を作成し、「自動生成する」をクリックすると以下のような画面になります。

数秒待機するとこのような画面になりました。

上図のように問題候補が出てくるので出題したい問題は、選択、全て内容がよければ全て選択を選び、「選択問題を保存」をクリックします。

上図のように問題がリスト化されました。

順番を変えたり、必要のない問題は自由に削除できます。

最後に以下の選択が可能なので必要な箇所はタブをオンにします。

・誤答通過➡誤答を提出した場合にも次の問題に進めます。

・誤答許容➡誤答しても次の問題に進める

・正解表示➡正解非表示のタブをオンにすると誤答の場合にも正解が表示されません。

最後にパブリック公開のタブで「公開」を選ぶとZEPQUIZ上に公開され、非公開にすると公開されないように設定することが可能です。

問題ないようであれば、「制作完了」をクリックしましょう。

数秒するとスペースの公開処理が開始します。

完了すると上図のようにコピー、共有、入場とというボタンが出現します。

コピーはスペース自体を複製し、共有は、このクイズスペースにログインするためのQRコードが発行され、入場をクリックするとスペースに入場します。

世界の国の首都クイズスペースが制作されました。

アバターを矢印キーで動かして?マークにちかづくと先の問題が出現します。

正解すると上図のように正解です!と出てきます。

全て解き終わるとこのようにクイズ選択ボードで結果が出現します。

複数人でスペースにログインして同時並行で問題を解くことでランキングや参加者を確認することもできます。

さいごに

この記事を通じて、ZEP QUIZが誰でも簡単にメタバースでクイズを作成・参加できることがお分かりいただけたかと思います。

スマホやWEBブラウザから手軽に利用できる利便性もあり、個人からビジネス、教育機関まで幅広い用途で活用可能です。

ぜひZEP QUIZを活用して、新しい体験を楽しみながら、メタバースの世界に触れてみてください。

この記事を書いた人

金川 和也のアバター 金川 和也 Beyond Work Labo代表/メタバースとDXの専門家

BeyondWorkLaboの運営主です。
株式会社LocalSquareの代表で上場企業から中小企業まで
法人向けにメタバース活用支援やDX支援を行っています。

このサイトでは、「未来の働き方改革」をスローガンとしてメタバースから業務効率化、DX、AIなど明日の働くを"大きく変える"皆様に役に立つ情報をメディアを通して発信していきます。是非、役に立つなと感じたら拡散よろしくお願いいたします。

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