【徹底比較】メタバースを体験できるおすすめプラットフォーム10選!
近年注目されることが多いメタバースですが、メタバースのプラットフォームとしてどのようなものがあるのか分からない方も多いのではないでしょうか?
この記事では、国内・海外のおすすめのメタバースプラットフォームをご紹介します。
また、メタバースを始めるための手順についても解説します。
メタバースとは?
メタバースは、超越したという意味の「メタ(meta)」と世界を意味する「ユニバース(universe)」の2語を組み合わせた造語です。
メタバースは、具体的にはインターネット上でVR(仮想現実)やAR(拡張現実)の技術を使用し、アバターを通じてコミュニケーションができる3次元の仮想空間のことです。
インターネット上の仮想空間で移動できる強みを活かして、旅行や会議などの他、メタバース上に広告を出したり、商品を売買したりなど幅広いビジネスでの活用が期待されていて、注目されています。
メタバースのプラットフォームとは、メタバースの土台のことで、企業が独自のメタバースを構築し、プラットフォームとして提供しています。
仮想空間にアバターで参加するという共通点はあるものの、その他については各社それぞれ特徴があるため、目的に合わせて選ぶことができます。
メタバースのおすすめプラットフォーム10選!
ここでは、メタバースのプラットフォームの中からおすすめのものを10個紹介します。
まとめると以下の通りです。
- VRChat
- Roblox
- TheSandbox
- Decentraland
- cluster
- ZEPETO
- STYLY
- REALITY
- 360°Channel
- vReal
VRChat
「VRChat」は、アメリカのVRChat Inc.が運営するソーシャルVRプラットフォームです。
VRヘッドセットがあり、メタバースを体験してみたい方におすすめです。
VRChatには日本企業の活用事例が多数あり、日産自動車はVRChat内にバーチャルギャラリーを展開し、新車発表会やアバターの試乗会を行いました。
また、サンリオもVRChat内の「バーチャルピューロランド」にてイベントを開催しています。
VRChatは世界中にユーザーがいるプラットフォームなので、国境を越えたアバター同士の交流がしやすいのも魅力です。
Roblox
「Roblox(ロブロックス)」は、アメリカで誕生したメタバースのプラットフォームです。
4歳以上が対象となっていて、レゴ風のアバターが特徴です。
ユーザー自身がワールドを作れるほか、「Robux」という独自の仮想通貨を購入することで、アバター用のアクセサリやゲームのアップグレードを行うこともできます。
Robloxの特徴は、ユーザーがゲームのコンテンツを作り、他のユーザーに遊んでもらうことができる点です。
有名企業もRobloxとコラボレーションしていて、ミニゲームやアイテムの販売を通してブランドの世界観を提供しています。
TheSandbox
「TheSandbox」は、イーサリアムのブロックチェーン技術を活用したプラットフォームです。
メタバース内のアイテムや土地をNFT化して売買することが可能で、現実世界のような経済活動を行うことができます。
また、有名ブランドの「GUCCI」もTheSandboxの土地を購入していて、企業活動の一つの拠点としての注目度が高まっています。
Decentraland
「Decentraland(ディセントラランド)」は、NFTゲーム系のメタバースで歴史が長いと言われているプラットフォームです。
アメリカの非営利団体の「Decentraland Foundation」が開発していて、DAOによるユーザー主導の運営が行われています。
Decentralandには、様々なテーマのコミュニティが存在していて、メタバース上の土地の売買や開発も可能です。
また、仮想通貨MANAを使ってアイテムを取引したり、収益化することもできます。
cluster
「cluster」は、クラスター株式会社が運営するメタバースプラットフォームです。
スマートフォン・PC・VRゴーグルなどの多くのデバイスに対応していて、ユーザー登録後に無料でアクセスすることができます。
メタバースは海外企業のプラットフォームが多いのですが、国内企業が運営しているためすべて日本語に対応しているため、日本人ユーザーが多いのが特徴です。
clusterでは、「バーチャル渋谷」という渋谷区のリアルな街並みが広がっていて、過去に実施したハロウィーンイベントには延べ55万人ほどが参加しています。
また、VRゴーグルを持っていない人でも簡単に参加できるので、メタバース入門におすすめです。
ZEPETO
「ZEPETO(ゼペット)」は、3Dアバターを作成してファッションやコミュニケーションを楽しめるアプリです。
韓国発の写真加工アプリ「SNOW」の運営元が手掛けています。
顔写真をアップロードし、自分そっくりのアバターを作れるのが特徴で、様々な衣装やアクセサリーを入手することができます。
また、バーチャルスペースで友達や他のユーザーと交流することも可能です。
STYLY
「STYLY」は、ARやVRなどの3D作品をつくることができるクリエイティブユーザー向けのプラットフォームです。
難しい概念や勉強などは不要で、誰でも手軽にARやVRの制作を楽しむことができます。
世界で高いシェアを誇る3D制作ソフトの「Blender」や、ゲームエンジン「Unity」と互換性があり、データのインポートなどに対応しているため、プロ向けの本格的な3D制作も可能です。
STYLYは無料で利用できますが、作品の商用利用はできないことになっています。
REALITY
「REALITY」は、CGのアバターを介して行うライブ配信に特化したプラットフォームです。
アバターは、スマートフォンのカメラに写ったライブ配信者の顔の角度や唇、まぶたの動きに合わせてアバターも表情を変えるのが特徴です。
リアルな表情を再現できるため、視聴者もライブ配信者も違和感なく交流することができます。
360°Channel
「360°Channel」は、360°あらゆる角度から動画を見ることができる没入型動画プラットフォームです。
現在までに、旅行、スポーツ、音楽、ポップカルチャーなどのさまざまなジャンルの動画が20,000本以上登録されています。
動画はWindows Mixed Reality、PlayStation®VR、Daydream、Oculus Rift、Gear VRなどのVR専用HMDおよびPCやスマートフォンから利用することができます。
vReal
「vReal」は、プレティア・テクノロジーズが提供しているARプラットフォームです。
スタジオで撮影したフォトリアルな映像の人物を3DコンテンツとしてAR表示し、写真を撮ることができる新感覚のアプリケーションとなっています。
有名人と好きな角度で記念写真を撮ったり、ダンサーと一緒に踊って好きな角度で写真を撮るなど、リアルな人物がすぐそばに現れるという使い方ができます。
メタバースを利用するための手順
ここでは、メタバースを利用するための手順について解説します。
- デバイスを準備する
- プラットフォームのアカウントを発行する
- メタバース空間で活動する
デバイスを準備する
メタバースを利用する際には、デバイスを準備する必要があります。
メタバースで利用できるデバイスには、以下のものがあります。
- スマホ
- PC
- VRHMD(VRヘッドマウントディスプレイ)
手軽にメタバースを体験したい場合は、スマホやPCがおすすめです。
大手のメタバースプラットフォームは、スマホやPCでも利用できるため、手持ちのスマホなどをそのまま利用してメタバースを体験することができます。
本格的にメタバースを体験したい場合は、VRHMDがおすすめです。
中でも特におすすめなのが「Oculus Quest 2」です。
他のVRゴーグルも利用できますが、Oculus Quest 2はコスパが良いためおすすめできます。
Oculus Quest 2は全世界で1,000万台以上が販売されており、最も人気のあるVRヘッドセットの一つです。
また、Ocules Quest 3も発売されていて、こちらも同様におすすめできます。
プラットフォームのアカウントを発行する
メタバースのプラットフォームを利用する場合は、アカウントを発行する必要があります。
プラットフォームに登録する際には、管理者がユーザーのウォレットや資産を操作できない仕様になっているかどうかを確認するようにしましょう。
現在は、メタバースに関する法規制が十分ではないため、資産や個人情報については、より慎重になる必要があります。
メタバース空間で活動する
メタバースのプラットフォームのアカウントを発行したら、後はメタバースの仮想空間でさまざまな活動を行いましょう。
メタバースの仮想空間では、他のユーザーとの交流やデジタルアセットの売買、メタバース上で開催されるイベントへの参加など、多くの楽しみ方ができます。
メタバースのプラットフォームを上手に利用しよう
いかがでしょうか?
ここまで、メタバースのプラットフォームのおすすめについて紹介しました。
現在、さまざまなプラットフォームがリリースされていて、それぞれ特徴が異なります。
メタバースで行いたいことがあるのなら、それに適したプラットフォームを選ぶことで、よりメタバースを楽しむことができます。