【最新】メタバースに参入している企業まとめ!日本と海外の事例を紹介!
近年話題になることが多いメタバースですが、すでに多くの企業が参入しています。
ただ、メタバースの企業にどんなものがあるのかよく知らない方も多いのではないでしょうか。
この記事では、メタバースに参入している日本と海外の企業について紹介します。
メタバースとは?
メタバースは、インターネット上に展開する仮想空間のことです。
この仮想空間では、自分の分身であるアバターを操作することで、世界中の人々と現実世界と同様にコミュニケーションをとることができます。
メタバース上では、現実世界と同様にショッピングをしたり、イベントに参加したり、会議をするなど、さまざまな活動ができます。
メタバースが注目されている理由
近年メタバースに注目が集まっていますが、それにはさまざまな理由があります。
その中でも大きい理由としては、世界で最も利用されているSNSのFacebookが、社名をMetaに変更したことです。
このMetaは、メタバースに由来した名前で、大手企業がメタバースに注力することを印象付けました。
このことがきっかけで、メタバースの認知度が上がり、多くの企業が注目する結果となっています。
また、新型コロナウイルスの影響によって、インターネット空間に注目が集まったことも要因の一つと言えます。
日本国内でメタバースに参入している企業
現在、さまざまな企業がメタバースに参入しています。
ここでは、日本国内でメタバースに参入している企業について紹介します。
株式会社Cluster(クラスター)
「Cluster(クラスター)」は、メタバースプラットフォーム「cluster」の開発・運営を行っている企業です。
cluster(クラスター)は、日本最大級のメタバースとなっていて、日本の企業であるため、アカウントの登録などはすべて日本語で説明されているため、メタバース初心者の日本人でも安心して利用することができます。
cluster内では、音楽ライブやオフ会などのさまざまなイベントやゲームが楽しめます。
特にイベントの開催数は多く、無料で参加できるものもあります。
株式会社HIKKY(ヒッキー)
「HIKKY(ヒッキー)」は、VRサービスを提供している企業です。
VRを通して企業の幅を広げたり、クリエイターの活動機会を増やしたり、ユーザーが楽しめる空間を作ることを目的に活動しています。
また、HIKKYでは、「パラリアルワールドプロジェクト」という、現実世界に存在する100の都市を5年以内にメタバース化することを発表しています。
すでに、日本の渋谷と秋葉原はメタバース化されていて、楽しむことが可能です。
他にも、世界最大のバーチャルイベント「バーチャルマーケット」を毎年夏と冬に実施していて、過去にはJR西日本やみずほ銀行などが出展していました。
株式会社VARK(ヴァーク)
「VARK(ヴァーク)」は、自社開発のメタバースである「VARK」を運営している企業です。
「VARK」は、エンターテイメントに特化しているメタバースで、バーチャルライブイベントが開催されています。
バーチャルライブイベントは、現実世界でライブに参加するかのような体験ができるのが特徴で、現実世界とは異なり、どこからでも参加可能で、至近距離から楽しむこともできます。
他にも、アバターを通してさまざまなコンテンツやコミュニケーションを楽しめる「WORLD」という機能もあり、今後のさらなる機能追加に期待されています。
株式会社Gugenka(グゲンカ)
「Gugenka(グゲンカ)」は、世界最大級のメタバースプラットフォームである「VRChat」の公式パートナーとなっている企業です。
株式会社Gugenkaでは、VRChatの法人契約代行を行っています。
Gugenkaに依頼することで、メタバース空間の制作や演出、プロデュースの他、有料チケットの販売、広告展開、アバターの利用といったサポートを受けることができます。
MetaTokyo株式会社(メタトーキョー)
「MetaTokyo(メタトーキョー)」は、2022年2月に設立された新しい企業です。
MetaTokyoでは、世界最大となるメタバース内のファッションの祭典「Metaverse Fashion Week」に公式参加したり、世界的に活躍するアーティストのきゃりーぱみゅぱみゅさんとのコラボレーションをしたりするなど、メタバースで積極的に活動しています。
株式会社Synamon(シナモン)
「Synamon(シナモン)」は、メタバース構築の支援サービスを行っている企業です。
メタバースに参入したいがどのように活用すればいいかわからない、という悩みを解決することに特化していて、それぞれの専門家が対応してくれます。
内閣官房やKDDIとも取引をしているなど、信頼できる企業といえるでしょう。
また、ファンマーケティング向けメタバースプラットフォームの「SYNMN」も運営しています。
SYNMNでは、メタバースの特性を活用したユーザーを巻き込んだ体験構築が実現できます。
海外で注目すべきメタバース企業
次に、海外で注目すべきメタバースに参入している企業を紹介します。
Meta Platforms. Inc.|Meta(メタ)
「Meta」は、以前はFacebookという社名で活動していましたが、2021年10月に、社名をメタバースに由来する「Meta」に変更しました。
これは、今後メタバースに注力するという意思表示を込めて行っています。
MetaのCEOのマークザッカーバーグは「10年以内にメタバースを10億人にリーチさせる」と発表し、メタバースの時代の到来を告げています。
メタバース関連にはさまざま企業が参入していますが、その中でも最大手の企業と言えるでしょう。
Animoca Brands Corporation Limited|The Sandbox(ザサンドボックス)
「Animoca Brands」は、ブロックチェーンゲームの「The Sandbox」を運営している企業です。
この「The Sandbox」では、メタバース上の土地を購入することができます。
このメタバース上の土地を大企業などが土地を購入し、その土地でイベントなどを開催しています。
この土地は不動産として売買することも可能で、メタバースの土地をどのように活用していくかは、今後注目されていくでしょう。
Decentraland Foundation|Decentraland(ディセントラランド)
「Decentraland(ディセントラランド)」は、NFTゲームの「Decentraland」を運営しているカリフォルニアを拠点としている非営利団体です。
「Decentraland」は、メタバースの仮想空間を楽しむことができ、その仮想空間内には美術館などのさまざまな建築物があります。
また、自分で建築物を作ることもできます。
VRChat Inc.|VRChat(ブイアールチャット)
「VRChat Inc.」は、世界最大のVRプラットフォームである「VRChat」を運営している企業です。
VRChatでは、自分の分身となるアバターの作成を自由に行うことが可能で、世界中のユーザーとコミュニケーションを楽しむことができます。
また、VRヘッドセットを使用したVR体験に注目されていて、2022年1月には過去最高の同時接続者の記録を達成しました。
現在は、世界中のユーザーが利用するメタバースプラットフォームとなっています。
Antler Interactive|ALICE(アリス)
「Antler Interactive」は、スウェーデンに本社があるゲーム開発企業です。
メタバースゲームの「Antler Interactive」は同社の代表的なゲームで、メタバース上に自分の島を所有し、アイテムの収集や建築、農業、コミュニケーションなどを楽しむことができます。
また、ゲーム内通貨の「ALICE」を使用して、ゲーム内の土地やアイテムの購入、トレーディングを行うことができます。
メタバースへの参入企業の今後に期待!
ここまで、メタバースに参入している日本と海外の企業について紹介しました。
近年注目されているメタバースでは、すでに数多くの企業が参入しています。
これらの企業は、すでにメタバースプラットフォームの運営やイベントの開催など多くの実績があり、設立して間もない企業も参入しているなど、今後の活用に期待されています。