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【最新】メタバース×アイドルとは?仮想空間とリアルの融合による可能性

韓国を中心に注目を集めているメタバースアイドル。

日本でも、TV朝日公式メタバースアイドルユニットや、秋元康氏プロデュースによる仮想空間を中心に活動するグループなど新しい形のアイドルが誕生しています。

そこで本記事ではメタバース×アイドルについて掘り下げていきます。

目次

メタバースとは?

メタバースとは?

メタバースとは、インターネット上に創り上げられた3次元の仮想空間のことです。

3Dのリアルな世界の中で、自身の分身となるアバターを使って自分の意思で行動できることから、没入感を得られるのが特徴です。

ちなみに、メタバースという言葉は、「超越」を意味する「メタ(meta)」と「宇宙、万物」などを意味する「ユニバース(universe)」が語源となっており、1992年に発表されたニール・スティーブンソン作のSF小説「スノウ・クラッシュ」で初めて使われた造語です。

ゲームをはじめエンターテイメント市場のイメージが強いメタバースですが、近年ではビジネス活用も進み、今後の可能性に期待されている分野です。

メタバース×アイドルの拡がり

メタバース×アイドルの拡がり

2022年頃から見聞きされるようになったメタバースですが、その少し前からメタバースのバーチャルならではのメリットを活用したアイドルグループが誕生していました。

特に韓国では、芸能活動の場としてメタバースを導入する動きが日本よりも早くから活発化しており、アイドルの見た目も人間の外見に近いフォトリアルなルックスであることが特徴です。

それに対し日本では、VTuberに代表されるようなアニメっぽいルックスのメタバースアイドルを軸としながら、リアルメンバーとメタバースメンバーの混合グループだったり、リアルのアイドルがバーチャルの世界を行き来するといったスタイルも見られます。

仮想空間とリアルな現実での活動

特に、アイドル産業では、メタバースの仮想空間とリアルな現実とで活動を行うことにより、さまざまなメリットが生まれます。

例えば、バーチャルではリアルのような時間の制限や移動の不都合もないため、ライブ配信を頻繁に行ったり、日本のみならず世界に向けての発信も可能です。

そのため、ファンとの接触時間を長くすることができたり、グローバルな活動に発展させやすいなどの点が大きなポイントとなるでしょう。

メタバース×アイドルの活用事例3選

メタバース×アイドルの活用事例

ここでは、実際にメタバースをアイドル活動やアイドル創出などに活用した事例を紹介していきます。

まとめると次のとおりです。

  1. テレビ朝日の公式メタバースアイドル「めたしっぷ」
  2. 秋元康氏手掛ける「IDOL 3.0プロジェクト」
  3. 2.5次元のアイドルユニット「すとぷり」

1つずつ具体的に見ていきましょう。

1. テレビ朝日の公式メタバースアイドル「めたしっぷ」

1. テレビ朝日の公式メタバースアイドル「めたしっぷ」
出典:https://www.tv-asahi.co.jp/metaship/

「めたしっぷ」は、テレビ朝日から誕生した、桜葉ハグ、藤咲まや、黄花はてな、森風るの、の4人組のメタバースアイドルです。

テレビ朝日のオリジナルメタバース空間「光と星のメタバース六本木」をはじめ、さまざまなメタバース上に登場し人気を集めています。

2024年11月には、第3弾となるオリジナル曲のサブスク配信やミュージックビデオも公開され、2025年1月には第6回目となる世界最大級のバーチャルアイドルONLINEライブフェスティバル「Life Like a Live!」にも出演が決定しています。

「メタバース六本木」内では、メンバーとファン同士が気軽に交流できる空間もあり、勢いに乗っている仮想空間の中のアイドルです。

2. 秋元康氏手掛ける「IDOL 3.0プロジェクト」

2. 秋元康氏手掛ける「IDOL 3.0プロジェクト」
出典:https://www.idol3-project.jp

株式会社オーバースは、総合プロ デューサーに秋元康氏を迎え、新規アイドルグループ創造プロジェクト「IDOL3.0 PROJECT」を立ち上げています。

従来のアイドル像や活動領域にとらわれず、時代の変化やニーズに合わせてアップデートされるアイドルグループを創出することをコンセプトとしています。

大きな特徴は、プロジェクトの運用資金として、オーバースが発行する暗号資産である「Nippon Idol Token(NIDT)」での資金調達を実施していることです。

ファンは、このトークン保有を通じてアイドル活動の支援ができるだけでなく、一部のプロデュースへの参加や限定イベントへの招待、NFTの付与などのさまざまな特典が用意されており、すでに多くのファンを獲得しています。

オーディションから誕生したアイドルグループ「WHITE SCORPION(ホワイト スコーピオン)」

オーディションから誕生したアイドルグループ「WHITE SCORPION(ホワイト スコーピオン)」

2023年4月から9月まで行われてきたオーディションにより、応募総数約1万人の中から選ばれた11名のアイドルグループ「WHITE SCORPION(ホワイト スコーピオン)」。

2023年12月7日には、KING RECORDSから配信シングル「眼差しSniper」でデビューしました。

総合プロデュースは秋元康氏、AKB48、乃木坂46などの人気アイドルグループを育成したスタッフが運営にあたります。

リアルと仮想現実、国内と海外、あらゆる境界や領域を超えて活動を行うことをコンセプトとしていることから、今後の活動が楽しみなアイドルグループです。

3. 2.5次元のアイドルユニット「すとぷり」

3. 2.5次元のアイドルユニット「すとぷり」
出典:https://strawberryprince.com

「すとぷり」は、2016年に結成されたアイドルユニットです。

現在は、ころん、さとみ、るぅと、莉犬の4人で活動しており、プラットフォームによってキャラクターを使い分けたり、リアルのライブのみ顔出しをするスタイルをとっていることが特徴です。

そうしたことから2.5次元アイドルとも呼ばれており、メンバーが交代で何時間も連続で配信を行ったり、メンバー自らが運営会社を設立したりするなど積極的な活動を行っています。

今後も拡大するメタバースアイドルの活動に注目!

今後も拡大するメタバースアイドルの活動に注目!

いかがでしたか?

メタバース×アイドルをテーマに活用事例も合わせて紹介しました。

本記事のポイントをまとめると次のとおりです。

  • アイドル産業では現実とリアルの融合により新しい可能性やメリットが生まれる
  • メタバースを活用することで、ファンとの接触時間を長くできたり海外への発信がしやすい
  • 活用事例は「めたしっぷ」「IDOL 3.0プロジェクト」など

アイドルがメタバースの中でアバター化されることで、バーチャル空間上でのコミュニケーションが可能になります。

そうしたことから、メタバースがアイドル産業に活用されることで、遠隔地のファンや低年齢層のファンもより推し活を楽しめるようになるでしょう。

今後も、従来のアイドルの枠を超えたメタバースアイドルの幅広い活躍が期待されます。

この記事を書いた人

金川 和也のアバター 金川 和也 Beyond Work Labo代表/メタバースとDXの専門家

BeyondWorkLaboの運営主です。
株式会社LocalSquareの代表で上場企業から中小企業まで
法人向けにメタバース活用支援やDX支援を行っています。

このサイトでは、「未来の働き方改革」をスローガンとしてメタバースから業務効率化、DX、AIなど明日の働くを"大きく変える"皆様に役に立つ情報をメディアを通して発信していきます。是非、役に立つなと感じたら拡散よろしくお願いいたします。

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