MENU
!ロゴ
Beyond Work Laboの編集ポリシー
!お役立ち資料/問い合わせ追加

メタバースは婚活に活用できる?メリット デメリットと活用事例5選を紹介!

近年注目を集めているメタバースですが、多くの分野での活用が進んでいます。

そんなメタバースで注目されている分野として婚活があります。

この記事では、メタバースの婚活への活用のメリットと活用事例5選について解説していきます。

目次

メタバース婚活とは?

メタバース婚活

メタバース婚活とは、メタバースの仮想空間を利用した婚活です。

ユーザーはアバターとなってメタバースの仮想空間上で婚活を行います。メタバースを利用することで、現実とは異なる自由な行動やコミュニケーションができます。

メタバース婚活は、居住地や時間に関係なく活動が可能で、さらに現実では絶対に巡り合えないような人と出会い、交流することができます。

メタバース婚活のメリット

メタバース婚活のメリット

ここでは、メタバース婚活のメリットについて解説します。

時間や場所を問わない

メタバース婚活は、オンラインの仮想空間内で活動するため、時間や場所を問いません。そのため、自宅にいながら婚活が可能で、住んでいる場所に関係なく活動できます。

実際の婚活では、居住地の周辺で婚活を行う必要があるため、地理的な制約がありますよね。メタバースであれば場所が関係なく、婚活のために移動する必要もありません。

また、婚活のために外出する場合は、服装に気を使ったり化粧をしたりする必要がありますが、メタバースではそれらも不要です。

金川

メタバース婚活は、外見や服装に気を遣わず出会いを生み出せるのがメリットです。声だけのコミュニケーションだからこそ相手が深く理解できるなんていう声も多いようです。

適切な婚活スタイルを診断できる

メタバース婚活では、事前に個人の好みは条件などを入力しておくことで、適切な婚活スタイルを診断することができます。

また、条件などを簡単に比較できるため、相性が良い相手とマッチングしやすくなります。

相性が良い相手とマッチングし、適切な婚活スタイルが分かることで、より効率が良い婚活を行うことが可能です。

人見知りでも利用できる

従来の婚活では、婚活パーティーやマッチングアプリがよく利用されますが、初対面の相手と話す必要があります。

そのため、人見知りの人には難しいため、婚活自体が難しくなっています。

メタバースの婚活であれば、アバターを通じてコミュニケーションをとるため、人見知りでも問題なく利用することが可能です。

最終的には現実世界で対面する必要はありますが、メタバース内でコミュニケーションをとることで関係性ができているため、現実の婚活のようないきなりの初対面との対応よりは難しくないでしょう。

外見にとらわれない

従来の婚活では、婚活パーティーやマッチングアプリがよく利用されますが、ほとんどのケースで外見で判断されてしまいます。

どれだけ性格が良くユーモアのセンスがあったとしても、外見が良くないとアピールが難しいのが現状です。

メタバースでの婚活であれば、外見で判断させることはありません。これは、メタバース上では、男性も女性もアバターで活動しているためです。

メタバース婚活では、アバターでコミュニケーションをとり、相手との関係性を深めていくため、外見よりも性格や話し方などの内面でアピールできます。

また、アバターを通じてコミュニケーションをとると、現実よりも緊張しにくい点もメリットです。

緊張していると、自分の良さを相手に上手く伝えられないことがありますが、メタバースであればリラックスして会話ができるため、自分の長所をアピールしやすくなります。

メタバース婚活のデメリット

メタバース婚活のデメリット

ここでは、メタバース婚活のデメリットを紹介します。

VRゴーグルや高速ネット回線が必要

メタバースを利用するためには、高速なインターネット回線が必要です。また、メタバースプラットフォームによってはVRゴーグルも必要です。

近年では高速インターネット回線は普及していますが、VRゴーグルの普及率は低く、値段も高いことがデメリットとなっています。

パソコンやスマートフォンから利用できるメタバースもありますが、リアリティは下がってしまいます。

メタバース内でのコミュニケーションに慣れるのに時間がかかる

メタバースでは、アバターを利用してコミュニケーションをとります。

ただ、コミュニケーションをとるにはまず、アバターの操作やゴーグルの装着といった慣れていないことを行うことが必要です。

これらは使っているうちに慣れますが、未経験者にとってはハードルが高いと言えるでしょう。

手をつなぐなどの身体的接触ができない

メタバースは仮想空間であるため、現実のような手をつなぐなどの身体的な接触ができません。

また、視覚と聴覚の情報しか得られないため、その人から得られる情報は少ない点もデメリットと言えるでしょう。

サービス利用者が少ない

メタバース婚活は、他の婚活と比較して利用者が少ない点がデメリットです。

利用者については、メタバースの普及が進んでいくことで増加することが期待されますが、現状は利用者が少ないのは事実です。

利用者が少ないと、マッチングする相手も少なくなります。そのため、メタバース婚活の仕組みが用意されていても、効率が悪くなるかもしれません。

現在は、女性の利用者が特に少ないため、メタバース婚活のメリットを活かすことができるのは、さらに先になりそうです。

メタバース婚活の活用事例5選

メタバース婚活の活用事例

ここからは、メタバース婚活の活用事例について紹介します。

事例①山形県庄内町主催「メタバース♡婚活」

引用元:https://event-navi.jp/event/detail/—id-3833.html

メタバースの世界では、アバターを介しての仮想的な交流が可能となっています。

山形県庄内町は、県内の自治体としては初めての自治体が全面プロデュースするメタバース婚活イベントを、2023年9月18日(月・祝)に開催しました。

プラットフォームは、V-expoというメタバースで通常のリアル婚活イベントとは異なり、顔の見えないメタバース空間だからこその「声から始まる新たな出会い」を楽しめる内容の婚活となりました。

事例②One Roof

引用元:https://lp.oneroof-vsh.com/

「One Roof」は、株式会社X squareが提供するXR技術を用いたバーチャルシェアハウス型マッチングアプリです。

仮想空間に構築したシェアハウスで複数の男女が共同生活を行うことで、関係性を深めていく団体制のマッチングアプリとなっています。

従来の婚活では、デートなどの限られた時間で相手を知る必要がありますが、普段の生活を共にしたり、複数人での交流と通じて相手の人柄を知ることができるのが特徴です。

実際にシェアハウスで共同生活を行うことはありますが、婚活目的での実現は困難です。メタバースであれば、このようなシェアハウスの実現が可能になります。

事例③メタバース婚活協会

引用元:https://metaverse.or.jp/

「メタバース婚活協会」は、日本初の行政とメタバース婚活パーティーを実現させた団体です。

現在、日本では少子化により人口が減少し、地方から若者が都市部に流出することなどの問題を抱えていて、メタバース婚活はこれらの問題の解決につながると期待されています。

そのため、すでに複数の自治体から問い合わせが増えています。

メタバース婚活協会では、2022年より行政や団体・企業と「メタバース婚活パーティー」を企画・運営し、世界初のイベントとしてメディアなどで注目されています。

メタバースプラットフォームとしては、株式会社ガイアリンクのGAIA TOWNを使用しています。

イベントの事前準備として、参加者の相性を調べる「パートナーシップ診断」や、デジタル仲人によるアバター設定・操作などの指導などがあります。

また、パーティー会場では、自己紹介や1to1合コン、お気に入りの方候補アンケートと集計、カップル発表といった婚活パーティーさながらの内容がメタバースで行われています。

カップルが成立した場合は、日程調整をして後日にアバターデートを行うこともあります。

事例④marry360

引用元:https://www.gaia-link.net/

「marry360」は、株式会社ガイアリンクが提供するメタバースマッチング婚活サービスです。

Virbelaというメタバース空間内で、アバターで参加する婚活パーティーや、プロの仲人がマッチングをサポートをしてくれます。

また、専門家が作成した恋愛診断ツールを活用したり、話し方・性格などの人間性にフォーカスしたアプローチが可能です。

marry360は、従来のマッチングサービスでは成功しなかった方におすすめです。

事例⑤Memoria

引用元:https://memoria-vr.com/

「Memoria」は、株式会社Flamersが提供している恋活に特化したメタバースマッチングプラットフォームです。

自分のプロフィール情報を入力することで運営から連絡があり、指定された日時にメタバース空間にアクセスすることで、「お見合いルーム」と呼ばれる交流ルームに入室できます。

お見合いルームでは、30分間自由に相手と交流することが可能で、さらに話がしたい場合は、申請することで他のSNSのアカウント交換ができます。

お見合いルームには、話題に困らないように話題サイコロなどが用意されているため、はじめての方でも安心して参加することができます。

メタバースの婚活への今後の活用に期待!

メタバース婚活の今後

ここまで、メタバース婚活のメリットや活用事例について紹介しました。

本記事のポイントをまとめると次のとおりです。

  • メタバース婚活には、場所や時間を問わない、人見知りでも利用できる、外見で判断されないなどのメリットがある
  • 従来の婚活よりマッチングしやすく、現実世界では出会えない人とも交流できる
  • 従来の婚活とは異なる活動ができる

メタバース婚活については、自治体からの問い合わせがあるなど今後の発展が期待されています。

この記事を書いた人

金川 和也のアバター 金川 和也 Beyond Work Labo代表/メタバースとDXの専門家

BeyondWorkLaboの運営主です。
株式会社LocalSquareの代表で上場企業から中小企業まで
法人向けにメタバース活用支援やDX支援を行っています。

このサイトでは、「未来の働き方改革」をスローガンとしてメタバースから業務効率化、DX、AIなど明日の働くを"大きく変える"皆様に役に立つ情報をメディアを通して発信していきます。是非、役に立つなと感じたら拡散よろしくお願いいたします。

目次