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【最新】メタバースのメリット・デメリットを完全解説!活用事例もご紹介

【最新】メタバースのメリット・デメリットを完全解説!活用事例もご紹介

メタバースは新たな体験を味わえる技術として、世界中から注目を集めています。

個人・企業共にメタバースに新規参入して、新たなビジネスチャンスを掴もうとしている人も多いです。

しかし実際のところ「メタバースという言葉は聞いたことがあるが、何ができるかわからない」「どんなメリット・デメリットがあるか知りたい」という人も多いでしょう。

そこで今回はメタバースのメリット・デメリットについて解説していきます。

目次

メタバースを利用するメリットとは?

メタバースを利用するメリットとは?

従来にはなかった新たな体験を味わえる

メタバースのメリットとしては、従来にはなかった新たな体験を味わえるという点が挙げられます。

メタバースはインターネット上に構築された仮想空間の中を、自身の分身であるアバターを利用して自由に活動できます。

これだけで従来にはなかった体験と言えるでしょう。

またメタバースでは自分で作品を作って取引する、ゲームを楽しむ、ライブ・映画を楽しむなど様々な楽しみ方が可能です。

現実世界ではできないこともメタバース空間であれば実現できるので、自分のアイディア・表現力次第で楽しみ方は無限大だと言えるでしょう。

オンラインコミュニケーションの幅が広がる

メタバースはオンラインコミュニケーションの幅を広げることに成功しています。

従来のオンラインコミュニケーションといえば、メール・電話・テレビ通話などが利用されてきました。

コロナ禍ではリモートワークが推奨され、ビデオ会議・オンライン会議が増えましたが、会話に時差が生まれるためスムーズなコミュニケーションが取れないなどの課題を抱えています。

メタバースではアバターを通して、相手と現実世界のようなスムーズなコミュニケーションを取ることができます。

他のユーザーのアバターに話しかけて喋りかけたり、一箇所に集まって会議をしたりと実際に人と会って会話をしているような関学を味わうことができるのです。

実際にメタバース空間に集まって仕事をする「バーチャルオフィス」サービスが多くの会社からリリースされ、人気を集めています。

新たなビジネスチャンスがある

メタバースを利用することによって、新たなビジネスチャンスを獲得できる可能性があります。

オンラインで展開できるビジネスの中では、オンラインショップが一番身近でしょう。

従来のオンラインショップでは掲載できる情報に限りがあり、自分が思っていた物とは違う商品が届いたという経験もあるはずです。

メタバース空間にオンラインショップを開設することで、家にいながら実店舗に近い感覚でネットショッピングを楽しむことができます。

メタバースのオンラインショップには店員のアバターも常駐しているため、わからないことがあったら質問したり、価格交渉を行うことも可能です。

また企業だけでなく、個人のクリエイターが作品を販売することもできるため、ビジネスの幅が広がるでしょう。

オンラインショップ以外にも注目されている分野は多く、メタバースは新たな価値を創造してくれるかもしれません。

1人1人に合ったコミュニティを形成できる

メタバースを利用すると、ユーザー1人1人に合ったコミュニティを形成できるというメリットがあります。

現在でもSNSを中心にユーザー同士のコミュニティが数多く形成されていますが、メタバースの登場でさらに加速することが予想されています。

メタバースプラットフォームによっては、ユーザーが自分でルーム・ワールドを作り、より価値観が合う人たちと密にコミュニケーションを取ることが可能です。

現実世界が生きづらい・価値観が合わないと感じている人でも、メタバースに新しい世界を作り出すことによって、自分らしく生きやすくなるでしょう。

現実に近い形でシミュレーションできる

メタバースを活用することで、現実に近い形でシミュレーションできます。

メタバース空間では2次元のデータを3D立体データとして表示することが可能です。

そのためレントゲンの写真・建物の設計図といったデータを立体で表示することができ、よりデータを扱いやすくなるでしょう。

もしもメタバースでのシミュレーションがうまくいかなければ、また別の空間を作って検証すれば良いのです。

現実に近い形でシミュレーションすることができれば、現実世界の業務を効率化することにも繋がります。

企業が導入することでコストカットに繋がる

メタバースを企業が導入することで、様々なコストをカットできるというメリットがあります。

例えばバーチャルオフィスを導入すれば、オフィスを縮小して家賃を削減できます。

またメタバース店舗を導入すれば、従業員はどこにいても出勤できるので、交通費・移動時間を削減可能です。

オフィスや店舗にかかる光熱費も削減できます。

このような企業がメタバースを導入すると様々なコストをカットできるだけでなく、そこで働く従業員の自由度も格段にアップするのです。

メタバースを利用するデメリットとは?

メタバースを利用するデメリットとは?

コストがかかる

メタバースを利用するデメリットとしては、コストがかかるという点が挙げられます。

メタバースをユーザーとして利用する際には、パソコンとVR機器が必要です。

近年ではスマートフォンから利用できるメタバースプラットフォームも登場していますが、操作性が悪いので、本格的にメタバースを楽しむのであればパソコンからの接続をおすすめします。

メタバースの情報を高速で処理しなくてはならないため、パソコンもある程度のスペックの物が求められます。

そのためVRゴーグルと合わせると、軽く10万円を超える出費が必要です。

また企業がメタバースを導入する際には、仮想空間を構築する必要があるので、場合によっては1,000万円以上の費用がかかります。

安価な月額制のメタバースも登場してきていますが、未だに金銭面・設備面でのハードルの高さは否めません。

ハッキングのリスクがある

メタバースではそれぞれのユーザーが仮想通貨を利用して経済活動を楽しむことができます。

しかし利用しているメタバースがハッキング被害に遭うと、自分の資産や個人情報が不正流出してしまう可能性があるのです。

また個人のアカウントに侵入し、乗っ取り・なりすましなどのハッキング被害が報告されています。

今後メタバースがさらに発展・普及すると、現実世界にも大きな影響を及ぼすようになってしまうので、ハッキングには十分な注意が必要です。

パスワード・IDを複雑にする、メタバース空間で個人情報を話さないなどの対策をし、安全にメタバースを楽しみましょう。

依存性が高い

メタバースは没入感が非常に高く、非常に魅力的なコンテンツで溢れています。

その一方で依存性の高さも指摘されているのです。

いくらメタバースが魅力的だからといって仮想空間に入り込みすぎると、現実世界の生活に支障をきたす可能性があります。

メタバースの世界に依存してしまわないためには、自分で使用時間をコントロールする必要があるでしょう。

メタバースにのめり込みすぎて現実世界の活動に影響ができないように、適度なバランスを保ちつつ楽しむことが重要です。

法整備が追いついていない

メタバースのデメリットとしては、法整備が追いついていないという点が挙げられます。

メタバースは比較的最近生まれた概念であるため、メタバース専門の法律というものは存在しません。

そのためメタバース空間で何かトラブルが起きてしまっても、法律で裁くことができないケースも多いです。

海外ではメタバース空間でのセクハラや痴漢、盗撮などが問題視され、被害者の告発ブログが話題になりました。

これから徐々に法整備が進んでいくと予想されていますが、現時点ではしっかり自己防衛を行いましょう。

メタバースではどのようなことができる?

メタバースではどのようなことができる?

メタバースは以下のような分野での活用が期待されています。

  • オンライン会議
  • ゲーム
  • バーチャルオフィス
  • ライブ
  • オンラインショップ
  • クリエイト

メタバースは、アバターを操作することによってコミュニケーションを取ることができます。

そのためゲームを一緒に楽しむのはもちろん、実際のオフィスにいるような働き方もできるのです。

またメタバース空間で、ライブやショッピングなど現実世界と同じような活動が行えます。

実際に米津玄師や星野源、RADWIMPSなど名だたるアーティストたちがメタバース空間でのライブを行っています。

メタバースは日々進化を続けているため、これからも活用できる分野が広がっていくことでしょう。

メタバースの活用事例

メタバースの活用事例

メタバースの活用事例をまとめると以下の通りです。

  • ソーシャル・コミュニケーション:仮想世界でのコンサートやイベントの開催(例:Fortnite内でのトラビス・スコットのコンサート)
    • バーチャルオフィスやミーティングスペースでの企業のコラボ
  • 教育と学習:バーチャルキャンパスでのオンライン授業やトレーニング
    • 仮想実験室での科学実験のシミュレーション
    • 歴史的な出来事や異文化体験の仮想再現による学習
  • エンターテインメント:VRゲームや体験型ライド、映画や演劇の鑑賞
  • 不動産と都市計画::仮想空間内での不動産の見学と購入
  • 企業活動:商品のバーチャルショールームでの展示と販売(例:自動車や高級ブランド商品の仮想展示)
  • ヘルスケア:仮想現実でのリハビリテーションや治療、医療従事者向けのトレーニングとシミュレーション
  • 職業訓練とスキル習得:フライトシミュレーターや仮想機械操作によるパイロットやエンジニアの訓練、災害発生時の緊急対応訓練

メタバースの活用は急速に進化しており、今後も新たな用途や開発が続くことが予想されます。

テクノロジーの進歩に伴い、より高品質でリアルな体験が提供されるようになることで、現実世界とメタバース間の境界がさらに曖昧になる可能性が高まります。

メタバースのメリット・デメリットを理解して活用しよう

メタバースのメリット・デメリットを理解して活用しよう

今回はメタバースのメリット・デメリットについて解説してきました。

メタバースには新たな体験が味わえる、オンラインコミュニケーションの幅が広がるなどのメリットがあります。

しかし一方で、コストがかかる、依存性が高いなどのデメリットも存在します。

これからメタバースを使ってみたいという人は、メリット・デメリット両方を知った上で、利用するようにしましょう。

この記事を書いた人

金川 和也のアバター 金川 和也 Beyond Work Labo代表/メタバースとDXの専門家

BeyondWorkLaboの運営主です。
株式会社LocalSquareの代表で上場企業から中小企業まで
法人向けにメタバース活用支援やDX支援を行っています。

このサイトでは、「未来の働き方改革」をスローガンとしてメタバースから業務効率化、DX、AIなど明日の働くを"大きく変える"皆様に役に立つ情報をメディアを通して発信していきます。是非、役に立つなと感じたら拡散よろしくお願いいたします。

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